ドイツと日本の違い

国が違えば言葉だけではなくて文化、風習、習慣も違います。郷に入れば郷に従えといいますが、2国間の違いを知っていざこざや摩擦を避けるのにお役立てください。

 

  日本人を狙った窃盗団に要注意!

ドイツのロルちゃんによる、ドイツと日本の違い

ここが変だよ、ドイツ!

数字の違い

 

 

 

ドイツ人


ド イツ人は一般的にラテン系の人たちほど陽気で気安くすぐにうちとけられるというわけではありませんが、その半面勤勉で信頼できて頼りになります。ラテン系 の人たちよりも日本人に近いといわれますが、それはあくまでも比較論ですので、両者の間にはやはり大きな違いがあります。

一般的には秩序や決まりごとを守って勤勉な人が多くて信頼もできます。しかし自己主張が強い人を多く見かけます。そういった面では和を重んじて一般的には遠慮がちな国民性の日本人とは大きく違うので、交通事故などが起きた時などは注意が必要です。

 

交 通事故が起きた時などは、どちらに非があるのかも分からないのにむやみやたらに謝ってしまうと、後にどちらの保険がカバーするかなどの責任問題にまで発 展しかねません。(あくまでも一般論です。ドイツ人の中にも潔い人、すぐに謝る人もいます)。どんな小さな事故も警察に届ける義務がありますので事故が起 きたらPolizei(ポリツァイ/警察)を呼びましょう。

 

バ ンパーはぶつかるためにあるものだといわんばかりに縦列駐車の時に前後のバンパーを前後に止まっている車に軽くぶつけながら駐車したり発進したりするフラ ンス人などとは違い、ドイツ人はバンパーが少しぶつかっても気にします。車もピカピカに磨いている人が比較的多く感じられますが、日曜日は休息の日なので 洗車場はお休みです...

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家・アパ-ト

 

地 震の多い日本と違って建物は基本的にレンガやブロックで造られています。そのために頑丈で気密性が高く、建物の中は夏涼しくて冬暖かいです。冬の暖房に関 しては、建物全体を暖めるセントラルヒーティングが多く、日本のように朝起きると暖房を入れるまで寒いということはありません。ですがその反面気密性が高 いので窓を頻繁に開けて通気を行わないと、外の湿度が低いわりにカビが発生します。

ド イツの住所はかなりシンプルでしかも分かりやすく、通り名+通りの番号、郵便番号と町の名前だけです。わずかな例外を除いて道の片側が奇数の数字、反対側 が偶数の数字となっています。よほど新しくできたばかりの通りでなければ地図にもナビにも全ての通りの名前が出ていて、全ての家に番号が付いているので 見つからない住所は無く、通りの番号にしたがって近づいて行けば必ず簡単に見つかります。

 

通 りの番号が三桁とかまであるとても長い通りの場合、例えば224と225のような偶数と奇数の数字の住所が必ずしもお向かい同士で近いとは限りません。場 合によっては数km離れていることがあります。タクシーで反対側の近い数字で下ろされてから数kmも歩いたというお話もよくありますので探す時の参考にし てください。

ドイツ人は静かさを大切にしています。日曜大工などでアパートで電動ドリルなどを使える時間帯も暗黙の了解で決まっています(月~土、7:00~13:00と15:00~20:00頃)。そしてドアを閉める音や子供たちの騒ぐ声も敬遠されます。注意して見てみると、マクドナルドなどを除けばレストランに子供連れで来るドイツ人家族がほとん どいないことにも気がつきます。その代わりによく教育された静かな犬がテーブルの下などにいることがあります。日本ではまずあり得ないことですが、ドイツ では犬を連れて入れるレストランが多いのです。

 

雪 が降って積もった日の朝は、朝早くから家の前の歩道の雪かきをしなければなりません。その雪によって家の前を歩いている人が転んで怪我をした場合は雪かき を怠った人の責任になるからです。普通はEG(Erdgeschoss/エアドゲショース)、つまり日本式の1階の住人の責任となります。アパートによっ ては管理人が行うようになっている建物も多いので、日本式1階に住む時にはその点を大家さんと確認してください。

 

 

 

仕事

 

ドイツ人は余暇を大切にしているために、始業は朝早い代わりに夕方も早く終業します。会社の同僚と一緒に一杯飲みに行くという習慣はないため、すぐに家に帰って趣味などで余暇を過ごします。休暇は一年に一ヶ月以上あり、三週間まとめて休む人も多くいます。

 

休暇の過ごし方も、日本人が目的地で写真を撮ると気が済んですぐ次の目的地に回るタッチ&ゴーではなく、例えばギリシャやスペインの海辺に行くとずっとその一箇所でリラックスして過ごします。

 

社 会保障がしっかりしているので、独身者の場合で会社の負担するお給料(gross)の半分近く(45%以上)が税金と社会保険等(健康保険、年金、失業保 険など)に支払われます。つまり手取りは税込み額の約半分近くになってしまいます。扶養家族がいる場合はその人数によって納税金額が下がっていきます。子 供には一人ひとりに国から手当が支給されるので、子どもの多い家族にとっては嬉しい制度です。

 

日 本のような数か月分も出るボーナスは無く、出ても年末にクリスマス祝いとして一年に一ヶ月分です。それが半分ずつ夏と冬に分かれて出るケースもあります。 勤務開始の時には半年間程度のProbezeit(プローベツァイト)という試用期間が設けられているケースが多くあります。

 

 

 

ドイツのロルちゃん による、ドイツの労働事情と条件の説明ビデオ

 ドイツの職場のモラル

ドイツの失業事情説明ビデオ

9:40からです(9:40 まではアパート事情の説明)

 

 

 

自動車

 

ヨー ロッパでは、イギリスを除いてドイツを含むどの国でも右側通行となります。交通法規は国際的に共通点が多くてほぼ同じなのですが、違う点もいくつかありま すので注意が必要です。都市によっては道の一部が路面電車と共用であったり、自転車も車道を走る、踏み切りでは一時停止をしないなど日本人には不慣れな ルールがありますので詳しくはこちらをご覧下さい。

 

路 面電車がすぐそばを走っているとつい慌ててしまいますが、一番大事なのは慌てずに落ち着いて対応することです。多くの乗客を乗せていますのでその点はバス と同じように優先しなければいけませんが、必要以上に気を使うのも禁物です。まずは落ち着いて、特別な相手だとは思わずに同じ車だと思うくらいで対応して ください。

 

Autobahn(アウトバーン)という高速道路での時速制限のない所では、ポルシェやフェラーリなどのスポーツカーが頻繁に時速200km以上で走っていますので、一番左側の追い越し車線を走る時は十分に注意してください。

 

ヒッ トラーにより作られたアウトバーンは現在ドイツとその周りの国々の交通の要となっており、国中を縦横結んでその総延長距離は1万km以上に及びます。一年 中必ずどこかで片側ずつ補修工事をしていますが、元々幅が広いので片側工事をしていても反対側の幅を狭めて車線数を変更せずに両面通行させています。

 

冬の夜中に急に雪が降ってもどこからかすぐに作業車が現れて除雪作業をしてくれます。

 

アウトバーンの説明ビデオ

  

アウトバーンに慣れているドイツ人のロルちゃんの運転&撮影です。

非常に危険ですので、日本人の皆さんは決して真似をしないで下さい。

 

 

 

電車

 

電車とプラットホームの間に階段や段差のある駅などでは、バギーで子ども連れの奥さんには、バギーの乗せ下ろしを手伝うのが当たり前の習慣がありますので、進んでお手伝いを申し出てください。

 

駅には改札口が存在しません。駅の入り口からプラットホームまでフリーパスです。その代わりに電車の場合は車掌さんの改札検査、路面電車やU-Bahn の場合には私服の検査員のコントロールがあって切符がないと罰金です。

 

長 距離列車(DB/Deutsche Bahn/ドイツ鉄道)の場合は乗車券売り場でチケットを購入しなくても、電車に乗ってから車掌さんからも購入することができますが、 Strassenbahn/U-Bahn は検査員の抜き打ち検査の時に有効な乗車券を持っていないとアウト。文句なく40ユーロの罰金となります。

 

 

 

買物・レストラン


キリストの国でもあり(その昔神は6日間でこの世を作り上げて7日目に休んだと聖書にあることから)、閉店法という法律もあってドイツでは普通商店は日曜日には休業しています。一部の例外としては、大きな町の中央駅の中にあるスーパーと、ある程度の日用品も置いてある大きめなガソリンスタンドです。

営業時間にも厳しく、閉店時は普通その時間前から準備が始まって閉店時間丁度にしまります。閉店時間ギリギリに行くと普通は入れてもらえないので注意が必要です。

一部のトルコ人などの外国人が経営する商店を除いて値引きの習慣がありません。ドイツ人の商店では値引き交渉は諦めてください。日本的な親切な接客態度も普通は望めません。マクドナルドでさえも普通は笑顔が期待できず、日本的な接客態度は残念ながら望めません。

 

店員さんが何かをしている時にちょっとしたことを尋ねても、機転を利かせてくれるということがなく、Ein(en) Moment..! (ちょっと待って!) とあしらわれることがほとんどですので、自分の番が来るまで気長に待つことをお勧めいたします。

学 校で習う算数の計算方式が日本とは違うので、おつりの数え方も違います。例えば日本で15,25の買い物の時に50,00の紙幣を出すと、すぐに 34,75が戻ってきますが、ドイツではまず0,05が戻ってきて15,30、その後0,70が戻ってきて(あるいは一度に75が戻ってきて)16,00 となり、4,00が戻ってきて20,00、そして30,00の紙幣が戻ってきて50,00となります。

日 本食レストランなどを除けば、犬を同伴しても構わないレストランが多くあります。その代わりではないですが、一般的には騒がしいとされる小さな子どもを連 れたドイツ人家族はレストランでほとんど見られません。日本のようにまず一杯のお水が運ばれてくるということはなく、水はほとんどが炭酸入りのミネラル ウォーターですが、最近は炭酸の入っていないものを置いているレストランも増えました。

 

チップは普通5%~10%くらいを置きますが、例えば37,50ユーロの時に、"Stimmt"(シュティムト)/"これでいいです" といって40ユーロを渡します。ホテルでの枕銭はその習慣がありませんので不要です。

 

ドイツのロルちゃん による、ドイツの買い物事情説明ビデオ

 

 

 

その他の違い

統 計によるとデュッセルドルフの降水量は日本のおよそ半分くらいしかありませんが、雨の日の日数は倍以上あります。つまり雨の日が多くて降る水量が毎回少な いということになります。実際にどんよりとした曇りの天気がとても多く感じられるためか、ドイツ人は天気がいいとすぐに太陽に当たりたくなるようです。昔 から天気が悪くて外に出れないから勤勉に勉強して優秀な人が多いのでしょうか。

 

日 照率の低さを補うためかのように町のあちこちでSolarium(人口太陽サロン)を見かけますし、ドイツ人の休暇の目的地にはお天気の良いギリシャやス ペインが選ばれますが、夏場のライン川沿いの芝生の上でも天気のいい日などは日光浴の人達でにぎわっています。驚くことに大胆な女性にはトップレスも見ら れます。少しでも肌を日光に当てたいためか、湖にはFKKという特別の(全裸の)裸天国の地域が設けられていることがよくあります。その地域に入れる資格 はたったの一つ。自分も全裸になることです。

 

サ ウナの中でもドイツでは全裸になります。しかも混浴がほとんどなのでご注意下さい。サウナに入った時はバスタオルは身体に巻くのではなくて身体の下にひき ます。そうすることによって汗が下の座る部分の木材につかないようにします。そうしないとドイツ人に注意されることがあります。また、水着で入るとナイロ ンは燃えやすくて危ないから取りなさいと注意するドイツ人もいます。