デュッセルドルフ市内で日本人被害の窃盗事件が多発中
ドイツでは日本の4倍以上の犯罪が発生しています。殺人は約 2倍、強盗は約 13倍、窃盗は約 3倍。そしてデュッセルドルフが州都である、NRW州ではドイツ16州の中で、最も多くの犯罪が発生しています。そしてデュッセルドルフは、大規模都市別の犯罪件数で、フランクフルトに次ぐ第 2位。
デュッセルドルフの中央駅前から旧市街・ライン川の方に向かう、Immermannstr. (インマーマンシュトラーセ)界隈では、不審人物そうな人はあまり見かけない上に、多くの日本人を見かけるので、ついつい安心してしまいますが、実は日本人が被害者となる窃盗事件が多発しています。某保険代理店にも、毎日のように被害届けの連絡が入っています。
デュッセルドルフの総領事館からは、先日下記の内容のメールも発信されていますが、このようなメールは、在留届にメールアドレスの明記がないと受け取ることができません。
在留届は貴重な資料となりますので、内容に変更がある場合は、領事館のウェブサイトに申請用紙が用意してありますので、その申請用紙を使って申請・更新してください。提出は、郵送、Fax、インターネットでも可能です。
【件名】
(在デュッセルドルフ総領事館)新たな手口の車上狙いに注意して下さい。
【本文】
在留邦人の皆様へ
本メールは緊急情報ではありませんが、安全上有益なためにご案内させていただきます。デュッセルドルフ市内では、最近、新たな手口の窃盗(車上狙い)が多発しており、警察が警戒を呼びかけています。その手口は、犯人が車を叩きながらペット用の散歩ひもを示し、「ペットがこの車にひかれた」、「犬が、犬が!(Hund,Hund!)」などと運転者に訴えて降車させ、その隙に共犯者が車内の金品を窃取するというものです。
運転者を車外に誘い出す手口としては、このほかにも、「タイヤがパンクしている」、「車の後部が壊れている」などと声をかける事例も把握されています。運転中に車外から声をかけられてもすぐに信用せず、貴重品を置き去りにしないよう冷静に注意深く対応して下さい。
また、デュッセルドルフ中央駅や旧市街などでは窃盗被害に遭う邦人の方が多くみられますので、引き続き御注意下さい。