部屋の修繕 Renovierung (レノビールング)
借りた部屋から引越しして出る時に、入った時の状態に戻す修繕作業をRenovierungといいます。ある程度の期間住んで汚れた壁を新しく塗り替えたり、ドア、あるいはドアや窓の枠を塗り替えたり、絨毯のシャンプーがけあるいは交換、そして大掃除をする費用ですが、賃貸契約書の中に書き表してあります。
Renovierungは出て行く店子さんが行ない、新しい状態で次の店子さんが入るのが一般的ですが、中には出る時にRenovierungをしなくてもいい代わりに、入る時は前の人の汚れがそのままで、自分でRenovierungをする条件のところもたまにあります。
そういう条件の場合、前の人の汚れが気にならなければ、Renovierungをしないでそのまま生活し、出る時にもRenovierungを行わずにその費用を浮かすことも出来ます。このRenovierungの費用を浮かせるために自分で行おうとする人もいますが、多少の知識と経験も必要ですので、よほど慣れた方でない限り2度手間となってしまうことがよくあります。安心して任せられる、日本人のRenovierung 専門家もいます。(広告の下に続く)
単に壁を塗るだけでしたらそれ程費用はかかりませんが、壁塗りも5回、6回と塗る回数を重ねるとペンキで壁紙が厚くなってしまい、壁紙自体を張り替えなければならなくなるのでその時は余計に費用がかかります。一般的なRenovierungの費用の概算は床面積(㎡) x 3 x 2,50~3ユーロです(広くて簡単なオフィースの場合は 2,50ユーロ、天井が高いとか、複雑な形状のアパートの場合は 3ユーロ)。
ペンキを塗らない部分をビニールカバーで覆う作業、そのビニールをテーピングで止める作業、照明器具の取り外しと後の取り付け、家具付の場合は家具の移動、場合によっては解体と組み立ての費用が加わります。ジュータンをシャンプーがけするだけか、交換となるかで大きく費用が違いますが、シャンプーがけの場合は1㎡当りで3~4ユーロです。
例えば50㎡の家具無しアパートの場合で、壁紙の交換はなくて壁塗りだけで、ジュータンの交換はなくてシャンプーがけのみの場合、750ユーロ程度となります。
壁塗り費用=50x3x3=450ユーロ、ビニール・テーピング作業等=100、ジュータンのシャンプーがけ=200 ですが、これは数年間住んだ場合で、短い期間の場合は部分的なRenovierungで、300ユーロ位で済む場合もあります。逆に長く住み、じゅうたんが激しく汚れたり磨耗して交換の場合は費用が高くなります。安心できるお勧めのレノビールングの業者さんはこちら