掃除の功徳
日本では、小学校~高校まで、学校の掃除を生徒が行うのが当たり前ですが、海外ではそれが非常識。でもその非常識が世界でも評価されつつあります。
日本のその事情をどこかで知ったサウジアラビアの教育大臣、早速自国の学校でも試してみたところ、生徒たちにいい影響が現れて、生徒が掃除を行う学校の数が当初の100校から、いまや数千校にまで増えたそうです。ゆくゆくはサウジアラビアの学校も、日本と同じようになりそうな勢いです。
日本のある高名なお坊さんの所に修行に行く人が、”心を磨きたい” と言うと、”心を取り出して磨くことはできません。” と言われるそうです。
そして、”その代わりに周りにあるものを磨くことによって、心が磨かれます。” と、説かれるそうです。
ちなみにお釈迦様は掃除の5つの功徳を説いたそうです。
1、自分の心が清められる
2、他人の心まで清めることができる
3、周囲の環境が活き活きしてくる
4、周囲の人の心も物事も整ってくる
5、死後、必ず天上に生を受ける
確かに掃除をすると気分がすっきりとして、いい気持ちになりますが、この5つに、掃除は全身を使って良い運動になる、健康のためになる、という6番目の功徳を加えることができると思います。
床を掃除する時にも、モップなどは使わずに、しゃがんで手で雑巾がけをするとかなりいい運動になります。腕を頻繁に肩の高さ以上に上げ下げしていれば、四十肩、五十肩とも無縁になるのではないでしょうか?
そしてトイレの掃除などは、ブラシや手袋を使わずに素手で掃除すると、ますます気分がすっきりとして、ウン(運)までつくようなのです。
注: 但し、この会はどの宗教にも属していません。
健康が気になりだした人には良い食事、良い運動 > 進化健康論