Königsallee ケーニッヒスアレー

有名ブランドのお店が立ち並び(ケー)の名称で親しまれているKönigsalleは、実はナポレオンが作った通りです。

 

ナポレオンがヨーロッパを支配していた1811年の当時、やはりその支配下にあったドイツにて彼は建築家のAdolph von Vagedesという人に、今日デュッセルドルフのシャンゼリーゼとも呼ばれる高級ブティック街のKönigsalleの元となる建設を委託しました。

当初の名称はKastanienalleeでしたが、1848年にプロイセンの王であったフリードリッヒヴィルヘルム4世がデュッセルドルフを訪れた時に、市民から侮辱されたり馬糞を投げつけられたりしました。

 

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それをなだめるかのように謝罪を意をあらわし、当時の暫定的な市議会であった市の当局が、1851年に現在のKönigsalleに名称を変更しました。

 

ちなみにナポレオンは1810年に、皇后ジョゼフィーヌが子供を生めないという理由で別れ、オーストリア皇女であるマリ・ルイーズと再婚しました。そしてKönigsalleの建設を委託したのと同じ年に王子ナポレオン2が生まれ、その乳児をローマ王の地位に就けました。

 

デュッセルドルフ経済振興局協力

参考出典: デュッセルドルフ市のウェブサイト(ドイツ語)