節電のウソとホント

LED照明とか、節電タイプのエコ電球が出回っていますが、ホントにそれで節電になっているのでしょうか?

 

左の図の、某大手家具メーカーの照明器具の場合、スイッチは電球の近くにあります。この場合、多くの人がトランス電源(写真中央)をコンセントにつなげっぱなしにしてしまいます

このトランス電源(写真中央に明記)の場合、消費電力は3Wとなっていますので、一日中(24時間)つなげておけば(LEDを点灯させなくても)72Wの電力を消費します。

 

それは例えば電球でいえば72W(100Wよりはちょっと暗めとお考え下さい)のものを1時間付けっぱなしにしているのと同じことになります。

 

つまり、LEDに切り替えて節電しているつもりが、明かりをつけていない24時間だけで72Wの電球1時間分を消費していることになります。

 

最近のアイフォーン5用のコイルを使っていないタイプの電源でも、メーカー表示で0.25Wとなっていますので、アイフォーンをつなげなくても電源をコンセントに4日間つなぎっぱなしにしておけば、やはり25Wの電球を1時間つけっぱなしにするのと同じです。

 

コイルの入っていないタイプでも電力は消費しているので、使っていない時はなるべくコンセントから抜いておきましょう。