硬水と軟水の違い

長年カルキ取りをしない洗濯機内部

軟水と硬水の違いは、水に含まれているミネラルの量(硬度)で決まります。山に降った雨水が、長い間地中を通る間に地中のミネラルを含んで出てきたものが飲料水になりますが、日本は国土が狭いので、雨水が地中を通る期間が短くてミネラルを多く含まずに出てくるために軟水となります。距離が短いので地中のミネラルを多く含んでいる時間がないのです。

 

その点、大陸でできる水は長い間ゆっくりと土の中のミネラルを吸収して出てきますから、ミネラルを多く含むので硬度が高くなります。硬度の低い軟水は喉越しがよくて美味しいのですが、ミネラルは少ないことになります。そして喉越しのよくない硬水にはミネラルがたっぷりと含まれています。

 

ミネラルとは、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、ナトリウム、リンなど全部で114種類もありますが、その多くが身体に必要なものでもあります。

 

Mar. 2014